株とFXで投資歴17年目のFXトレーダーのスキャトレふうたです。普段は朝の相場分析や夕方からのリアルトレードライブ配信などを行っています。
分割エントリーとナンピンの違いについてよく質問をいただくので記事にしてみました!
どちらもポジションを複数回にわけ、ずらして増やしていく手法ですが、何が違うか分かりますか?今回は分割エントリーとナンピンの違いについて詳しく解説していきます。
分割エントリーとは?
分割エントリーは、計画的に複数回に分けてポジションを取る手法です。
例えばドル円を150.500円でロングで購入したとして、利確目標は151.000。
150.300(-20pips)まで落ちる可能性があると予想して、もし落ちてきたら150.400や150.300でポジションを追加して持つという感じです。
事前に落ちてきた際にポジションを使いする場所を決めておくというのがポイントですね。
ナンピンとは?
ナンピン(難平)とは、買い建てた後に価格が下落した場合、下値で買い増しすることで、1株あたりの買い値(平均取得価格)を下げる手法です。
自分が想定していた方向とは逆にレートが動いたときに、平均価格を下げる・上げるためにするのがナンピンですね。
平均購入価格が安くなったり、反転した際に利益が大きくなるメリットはありますが、そのままズルズルと逆に行ったときは大きな損失になります。
ですが、基本的には分割エントリーもナンピンも、「平均価格を下げる」「最初に想定して方向と逆にレートが動いた」という点では同じなので、同じような考えでも大丈夫です。
私の分割エントリー・ナンピンのルール
私も分割した売買手法はよくやります。
このレートまで来たら買いを入れたいと考えていた場合、そのレートの少し手前で反発してしまうことも多々あります。
そこで狙っているレートの少し手前(3~5pips)でもエントリーしておいて、狙っているレートまできたら買い増し、更に下落してしまった場合にも買い増しすることもあります。
買い増す配分は、レートの少し手前で50%、狙っているレート50%、更に下落してしまった場合は状況に応じて配分を決めます。
ナンピンは確かに有効な手法ですが、いつまでもナンピンしていると大きな損失となってしまいます。
万が一狙っているレートを大きく割り込んだ場合、ここまで来たらロスカットするとしっかり決めておき、いつまでもナンピンしたり、下落してもいつまでも保有することは絶対にしません。
明確な根拠があれば下落しても保有し続けることもありますが、そこは結果論と考えて無駄に保有し続けることはほとんどしません。(初心者の頃に大きな損失を出したからです)
もし戻って来て上昇しそうな流れになったら、再度エントリーし直すようにしています。
分割エントリー・ナンピンは資金管理を徹底しよう
トレードは欲張っているとなかなか儲けることが出来ません。
状況に応じて上手く分割エントリーすることでメンタル的に楽になり、冷静に判断することが出来ます。
一度に全力でエントリーしてしまうと、レートが逆行した場合、トレードに慣れていない時期は焦ってしまい冷静な判断が出来なくなります。
その様なことを避けるためにも分割エントリーを利用するのはいいかもしれませんね!
ちなみに私は分割エントリーを実践する事で、エントリーしている最中に焦ったりすることはなくなりました。
トレードは自己責任!
FXや株で儲け続けたいと考えているなら…
人が「今エントリーするといいよ!」と言ってたからエントリーした!こんなやり方をしていては継続して儲け続けることが出来ません。
トレードは人の言う通りにエントリーするのではなく、自分でしっかりと勉強と検証をして、勝っても負けても、その時エントリーした根拠を示せるようになると成長していきます。
この辺が理解出来るようになってくると相場のせいにしたり、人のせいにしたりすることもなくなり、無駄なエントリーも減って自信が持てるようになってきます。
YouTubeでも活動しています。YouTubeでは平日の17時にドル円・ポンド円の「リアルトレードライブ配信」をやっていますので、ぜひ観に来て下さい!ライブ配信のほかにも、トレード手法を解説した動画や、来週の相場分析などもおこなってます。
これからFXを始める方やスキャルピングの始め方など初心者~中級者向けの動画も沢山あるので、お気軽にご視聴ください。
応援やフォローお願いします
YouTubeでも活動しています。YouTubeでは平日の17時にドル円・ポンド円の「リアルトレードライブ配信」をやっていますので、ぜひ観に来て下さい!ライブ配信のほかにも、トレード手法を解説した動画や、来週の相場分析などもおこなってます。
これからFXを始める方やスキャルピングの始め方など初心者~中級者向けの動画も沢山あるので、お気軽にご視聴ください。
また、このブログでもトレード手法について解説した記事を書いています。あわせて参考にしてください。