1、利益確定をするタイミングと考え方
『利確するならどこが良いんですか?』とよく質問を受ける事があります。
私は以前に株のデイトレードの経験もあるので、FXのトレードの際に利確するポイントについてあまり悩んだ事がありませんでした。確かに、エントリーした後に利益が乗ってくると、ついつい欲が出てしまい引っ張りたくなるのは誰しもが思う事だと思います。
エントリーした後にずっとプラスゾーンで推移していれば特に問題はないですが、レートは上下動しますので上がったとしてもまた建値まで戻ってきてしまったり、下手をするとマイナスゾーンに入ってしまったり、また急な上下動で下落してしまう事もあるのでストレスも溜まります。
結果論ではありますが、上昇した時に一度利確しておいて、レートが下がってきた時に再度エントリーすれば良かったんじゃないかって考えたりしませんか!?
そこで私の考え方としては、今ここでエントリーして、ここで利確をするならば何pips取れるのかを考えてからエントリーするようにしています。※長めに保有する場合も同じです。
たまに考えるのが、上位足で見るとまだ上昇するとわかっていても、スキャルピングがメインの私としては、下位足で目先高値の状況ではエントリーしません。
せめて5分足でミドルライン付近まで下落してからエントリーしたいと考えます。
私が長めに保有する時は、どの足でも良いんですが第三波の波が発生すると思われる時だけにしています。
2、利益を確定するタイミング
1分足、または5分足でボリンジャーバンドの+2σ付近を目安に利確しています。
※オーバーシュートした場合はすぐに利確しています。
3、ポイント
①サポートライン(支持線)やレジスタンスライン(抵抗線)付近では少し手前で止まってしまうこともあるので、早めに利確するように意識しています。
②上昇過程での押し目なのか、下降トレンド中の買戻しなのかの判断には注意しています。例えば、上昇トレンドになった時の押し目買いは長めに保有することはありますが、下降トレンド中の買戻しでは長めの保有はしません。
この様な感じで、必ず利確ポイントはエントリーした時にあらかじめ決めておく、またオーバーシュートしたら必ず利確すると言うように、事前にしっかり決めておけば躊躇する事なく利確がすることが出来ますね!
そうすることでコツコツではありますが必ず利確する事が出来ます。
せっかく利益があったのに利確を躊躇した事によって、利益が全部なくなったりマイナスになってしまっては元も子もありませんね!?