ゴトー日とは?稼げるトレード手法やポジションの取り方を解説

株とFXで投資歴17年目のFXトレーダーのスキャトレふうたです。普段は朝の相場分析や夕方からのリアルトレードライブ配信などを行っています。

この記事では、東京市場のゴトー日トレードについてお話していきたいと思います。

「ゴトー日のトレード」よく耳にする方もいますよね、私も初心者時代から結構やっています。

私はゴトー日っていう風に限定せずに、朝一東京市場の時間帯に上がりやすいなとか思った時は、ロングしたり。逆に下がりやすいなと思う時はショートしたりして仕込んだりすることがあります。

今回は東京市場のゴトー日トレード手法という形で紹介しますが、これはゴトー日に限らず普段トレードやっている内容にもなります。なので今回は幅広く使える内容になります。

FX初心者の方にも分かりやすく解説していって、これからトレードを始める方、今トレード始めていろんなことをやり始めた方にも参考になるようにレクチャーしていきたいと思いますので、最後まで参考にしてください。

動画では、この記事には書いていない年に一度の買いのチャンス日についても解説しています!⇩

ゴトー日とは、「5」と「10」の付く日を指します。

5日や10日、15日、20日、25日、月末などに、日本の企業が海外の企業と取引をしている場合に、外貨(ドル)を日本円に両替をする日となります。

ゴトー日は、海外との支払いが活発になる日で、日本ではこのゴトー日に決済を行う企業が多いそうです。給料日等もこのゴトー日に設定されてるところが多いですね!

ゴトー日の時間帯は?

銀行は外貨の両替基準を毎日9時55分頃の為替レートを基準としてその日の為替レートを決めます。

その日の基準レートの事を「仲値」と言います。

銀行は、仲値が決まる前にそれより安いレートでドルを調達します。そして安く調達したドルを仲値で顧客に対して売れば利益が出ますよね!

ゴトー日の仲値前には、ドルが買われ円安になる傾向があるため、その思惑買いからか、ドル円は朝から上昇トレンドになる可能性が高いので、この動きを利用してトレードをすることも出来ます。

ゴトー日を利用したトレード手法を解説

スキャルピングでもいいですが、どちらかというと30分から1時間ほど長めにもつデイトレードよりのトレードがおすすめです。

東京市場の時間帯は、朝の8時位から値動きが活発となって円安となり上昇トレンドが少しの間続きますが、大体10時から10時30分前後には天井となって下落することが多いので、朝早めにロングで仕込んで置き、10時になっても利確ポイントに到達しなければ利確。10時前でも利確ポイントに到達したら利確しましょう。

ゴトー日は、この状況を利用したトレーダーも多いため、仲値が決まった後は利益確定が増えて下降トレンドになることが多いので、上昇の勢いが収まってきたなと感じたら、仲値の前の動きを見て利確の判断をしたほうがいいですね。

ポジションを仕込むタイミングは!?

朝の7時から8時位の間で5分足や15分足のボリンジャーバンドの-2σ付近に下落した時や、少しづつ上昇し始めている時、サポート付近にある場合等、安くなった時に仕込むようにします。

上手く流れに乗れなかったとしても決して高値掴みだけはしないようにして下さい。

流れに乗れなかった場合は潔く諦めて、押し目が来るまで待ちましょう。

あと、あまり早い時間(5時から7時)に仕込むと一旦落とされる時もあるので、安易にエントリーせず、7時50分位を目安に状況を確認してなるべく安値でエントリーするようにしましょう。

ちなみにゴトー日が祝日や週末(土日)の場合は、一日繰り上げられたりしますので、その辺も気にしておくといいと思います。

注意点
  • 上位足が下降トレンドになっている時は、仲値になっても上昇せずに下落してしまうことがあるので、個人的にはあまりいい結果が得られないことがないのでトレードを控えた方がいいかなと思います。
  • 60分足以上で上昇トレンドになっている事を確認してから、ロングでエントリーするようにするといいでしょう。

ゴトー日ならいつでも上昇するわけではない

ゴトー日だからと言って必ず上昇するものではありません。

少ししか上昇しなかったり!

勢いがすぐに弱まってしまったり!

逆にいつもより長く上昇が続くこともあります!!

最初は慣れるまで何日も検証して、ある程度分かってからエントリーするといいでしょう。

私が今までトレードをしていて感じるのは、5日、25日、30日あたりの買いが多いような気がします。

実際にいつもお世話になっているJFX(FX会社)の小林社長に確認してもらいましたが、5日は輸入(ドル買い)が多く、25日は国内決済が多い日ですが、為替に影響はあまりないらしく、そして30日は輸出(円買い)が多い傾向はある。とおっしゃっていました。

ここについては自分でもしっかりと確認したうえでトレードするようにしてください。トレードに絶対はないですからね。

相場は生き物なので色々な動きをします。その為、決して欲張らず、その状況に応じて冷静に判断し、臨機応変に対応するように心がけましょう。

以下の動画でも詳しく解説しています⇩合わせて参考にしてください。