【FX】年末年始やクリスマス等のトレードの注意点

1、為替相場の年末年始やクリスマス等のトレードの注意点

年末年始やクリスマスの期間等のこの時期は、市場参加者が少なくなるため、値幅が狭くなったり価格が急に変動しやすくなりますので注意が必要です。

欧米ではクリスマスがある12月に長期休暇を取る人が増えると言います。それは相場を動かす大口の為替ディーラーも同じなので、市場の流動性が大幅に低下して、12月はマーケットが閑散状態となり全体的に流動性が薄くなってきます。

その為、値幅が狭くなりほとんどレートが動かなかったり、スプレッドも開きっぱなしの状態になったり、突然レートが大きく変動するなど、普段に比べて相場が不安定な状況になる傾向があります。

他にも、日本のゴールデンウイークやお盆休み、アメリカの感謝祭休暇や中国の旧正月の時期なども同じように、市場参加者が減り市場の流動性が低下しやすい時期となります。

アメリカでは毎年12月24日から1月1日までクリスマス休暇が取られるそうです。特にクリスマスの12月25日は相場は休場に近い状況となります。

基本的に相場を動かしているのは大口のディーラーなので、大口のディーラーが休みの時は私達、個人投資家も休んだ方がいいという事ですね!

2、クリスマス、年末年始はFX(為替)の取引は出来るのか!?

通常為替相場は平日の月曜~土曜日の朝方まで24時間動いていますが、年末年始はFX会社によって休場したり、クリスマスは取引できる時間帯に制限があったりします。

※元日の1月1日は平日でも為替相場は休場です。1月2日の午前7時頃からは為替相場は開きますのでFXの取引が可能となります。

例外、1月1日が日曜日の場合は、1月2日が振替休日となり相場は休場となります。

 

3、今年の年末年始は!?

ちなみに今年の2017年は、12月30日と31日が土日に当たりますので、今年は12月30日(土)の午前7時頃で取引は終了して、来年の2018年1月2日(火)の午前7時頃から取引が出来るようになります。

 

 

4、クリスマスの為替相場

クリスマスの時期はアメリカでは長期休暇となりますが、日本では特にクリスマスだからといって長期休暇はありませんが、取引の時間に短縮があります。

(例)
7:00~15:30 (取引時間短縮)

時間の短縮はFX会社によっても異なりますので、自分が利用しているFX会社のホームページにて事前に確認しておくといいでしょう。

 

5、年末年始の為替相場

年末年始は通常営業と休場と取引時間の短縮等があり、日によって違います。

(例)
2017年12月29日(金)通常通り
2017年12月30日(土)~2018 1月3日(水)休み
2018年1月4日(木)通常通り

この様に相場が動いていてもFX会社によっては取引が出来なくなることもあります。またこの時期は急にスプレッドが拡大したり、スリッページが発生したり、注文がなかなか成立しないなど様々なリスクもあります。

他、商品によっても違いが合ったりとFX会社によって様々ですので、自分が利用しているFX会社がどのようなスケジュールになっているかは、FX会社のホームページにて事前に確認しておいた方がいいでしょう。

トレードしたいからといって、相場が閑散状態の時に無理やりエントリーしてもなかなか思うように利益を出すことができません。

休むも相場」という格言もありますよね!こういう時期は先を予測する事も難しくなるのでトレードは控えるようにして。

 

6、初めて年末年始の相場を経験される方へ

勉強と経験値を得るためにチャートは見つつも様子見程度にして、チャートを見やすく整理したり、勉強の為に過去の年末年始の日足を見返すのも勉強になると思います。