【FX損切り】為替トレードでのロスカットの重要性と経験談

1、損切りについて私の経験談

私はトレードを始めた当初、「私が負ける訳がない」、「いっぱい儲けて億万長者だ!」と意気込んで始めました。皆さんも「俺なら勝てる!」、「私なら負けない」と意気込んで始めたと思います。

そもそもトレードを始める時に負ける事なんて考えないですよね(笑)負ける勝負ならやらない方がましです。

いざ意気込んでトレードを始めてみると案の定、あっさり勝ってしまって「なんだ!こんなの簡単じゃん!!」「億万長者も余裕だな」なんて調子に乗っていました(笑)

まさにビギナーズラックですね!!

 

いい感じでトレードしながら有意義な生活を夢見ながらひと月目はそこそこプラスで終わることができ、二ヶ月目に入っても幸先の良いスタートが切れ、いい感じで勝ち続けプラスも積み上げていきました!

このまま億万長者か~!!と調子に乗っていたことを今でも覚えています(笑)


しかし三ヶ月目に入ると、それまで続いていた上昇トレンド相場から一転、下降トレンド相場に変わると段々と勝ち辛くなってしまいました。勝率も悪くなりあれよあれよと言う間に当月のプラス分が無くなりかけていました。

その時の心境は、先月あれだけ勝ったからどうせまた勝てるだろう位の簡単な気持ちでいたのですが、その後も一向に勝てなくなり、どうやって勝っていたのかすらわからなくなってしまいました


しまいには負けてもずっと持ち続けてしまう様になってしまい、かなり損失が出ているので決済も出来ず、「このやろう!!負けてたまるか」って感じで更に資金を投入してはナンピンを繰り返しました。

ですが願いも虚しく更に下落して損失が膨らんでしまいました。


決済ができず一ヶ月程保有していて、その間二回ほど少しマイナス位に戻った局面もあったのですが、戻ってきたら来たで、「どうせならプラスにしてやる!!」と欲が出てしまい、本来なら少し負けでも決済すれば良いものを、決済しなかったが為にまた下落に転じてしまい、以前より更に損失が膨らんでしまい最悪の展開となってしまいました。

この時は、さすがにもうダメだ…私には向いてないのかなと意気消沈してしまい、結局かなりのマイナスで決済しました。


ここからは皆さん想像つくとは思いますが、決済した所が1番底で、そこから右肩上がりで上昇し、決済した手前ついていく事が出来ず、指をくわえて見ていたら、たったの2日で値を戻した上に更に勢いよく上昇してしまいました。

もうさすがに呆れ果ててしまい、トレードを続けていくにはどうしたらいいものかひたすら考えました。


トレードを振り返ってみると、戻って来た局面で少しの負けでロスカットをして、上昇すると思っているならば下落した所で再度入りなおせば十分利益が出たはずだと…。

しかも想定以上に資金を投入したので損失の膨らみに気持ちが耐えられなくなってしまい、あえなく決済する結果になってしまったこと…。

 

 

2、神様に祈っても助けてくれないこと…

相場は自分の思うようにならないということを理解しないといつまで経っても勝ちを続けることができません。

ある程度勝てるようになっても相場に対して傲慢になったり、マイルールを破ってしまえばあっさりと負けこんでしまいます。

これを何とかするには自分が思っている動きに反した時はそこでロスカットをする勇気を持たなければいけません。

 

3、トレードは100%勝てるものではない!?

全てのトレードを全勝出来るトレーダーはほぼいないと思います。トレードを続けていくなら負けを受け入れることも必要です。

「たまには負ける時もある!」「少しの負けならすぐにまたトレードが出来る!」そう考えるようにしましょう!

大きく負けたら取り返すのも大変になりますから。。。

 

4、逆指値を利用する!?

もし自分でロスカットをする勇気がないなら逆指値と言う注文方法もあります。逆指値とは、ここまで来たら決済(損切り)をするという注文方法ですが。最近では注文した時点で逆指値注文も同時に入れることが出来るFX会社も増えています。

逆指値を利用することで最悪の場合に備えればいいのです。

 
投資にはリスクはつきものです。リスクを避けたいのであればやはりロスカット(損切り)はとても重要です。

 

私は以前、逆指値注文を入れ忘れた為に大きな負けを経験して、それからは必ず逆指値を設定してからトレードするようになりましたので大きな損失を出すことはなくなりました。

 

5、大きな損失を取り戻すには凄く時間もかかります。

あとで反省をしても負けたお金は戻ってきません。また損失を抱えた為に長期間トレードが出来なくなっても面白くないですからね!

当時ポジポジ病だった私には一か月以上の間トレード出来ないのは耐えられませんでした(笑)

もし自分の思ったような動きをしなかった時は、負けていたとしても抜けるようにして一旦気持ちをリセットし、また次のチャンスが来た時にトレードをすれば、負けた分もすぐに取り返せるかもしれないしプラスになるかもしれません。

その方が精神的にも安定して楽しくトレードが出来ますよね!

 

6、こういう格言があります!

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』

自らの失敗で学ぶのではなく、先人の経験から学ぼうという事だそうです。

自ら大負けして学ぶのではなく、投資の世界の先輩方が言っていることから学んで賢者になりたくないですか!?

残念ながら私は経験しなければわかることができなかった愚者でしたが、何とか必死で這い上がることができました!

皆さんはできれば歴史から学んで賢者になれるように頑張ってください!